世界平和とパートナーシップ2

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どうして、小さい頃から世界平和、

一人一人の幸せを願っていたかというと

私がいじめられっ子だったから。

 


どうやら世界は優しくて、いじめられることって稀だと知ったのは26歳のときでした。

 


それまではずっと、気をつけないといじめられるから

集団には近づかないように

人とは良い距離でいるように

心がけていました。

 


いじめて、小さな戦争ですよね。

人が人を傷つけることが暗黙の了解のような、当たり前に起きてしまっている。

それは規模が違っても、いじめも戦争も同じではないかと。

 


どうしていじめって起きるのかずっと考えていたんです。

 


17歳のときに、犯罪加害者についての本を読んだときでした。

 


人は、自分が傷つけられた分、それと同じかそれ以上の傷を誰かにぶつけたくなる。

 


心の中にバロメーターがあったとして

例えば、私は誰かに怒られたことで

心に30の傷を負う。

そしたらそれを、誰かに30として渡さないと

苦しくなる、怒りや悲しみを感じるのが嫌だから

誰かにぶつけて、30のエネルギーを取り戻したくなる。

 


これって、とても間違った認識だし

危ないと思うんですが

世の中ではよく起こっていると思います。

家庭内の問題で疲れている上司が部下に当たったり

いじめっ子は被虐待児だったり。

 


でも実は、自分の心を100に保つのって、自分にしかできない。

自分の苦しみや苛立ちを

「そっかそっか、大変だったね、嫌だったね」と自分で言うことでしか

回復しないのではないかと、私は考えたのです。

そして、自分を傷つけられるのって、自分しかいない。

 


それを知ったとき、じゃあ全ての人間が自分を幸せにすることに集中したら

世界平和になる!

いじめもなくなる!

 


そう発見したのです。

それはとても希望でした。

そしてそれを叶えるためには、マザーテレサガンジーのように

世界を動かす行動が必要だと

ずっと思っていました。

 


つづく