グレイテストショーマン

映画グレーテストショーマンをやっと観に行きました!!

 

軽くネタバレがあるかもしれないので

読む方は注意お願いします。

 

踊りと歌が好きな人ならまずオススメですね。

 

この映画、観てきた友人みんなが良い良い言うのと

ミュージカル好きだから

という理由で観に行ったのですが

 

内容を何も知らなくてよかった。

内容を知っていたら、私は多分怖くて観に行けなかったと思います。

 

this is meの歌も良かったし

ストーリーの流れもとても良かった。

 

好きだし、DVDを買って家で家族と観たいなぁ!と思うのですが

 

マイノリティの人を集めて

その人たちとショーを作る、という流れにはとてもザワザワしてしまいます。

私は観続けて大丈夫かとドキドキしました。

 

主人公のバーナムは

マイノリティの人達に居場所を与えたかもしれない。

でもthis is me が流れる場面とか

結局はバーナムもthis is me として人の前に立てる人ではなくて

団員に寄り添っているようだけど

そこには大きな壁があるんだろうなぁ。

 

ただ思うのは

バーナムも、仕立て屋のお父さんと貧しい暮らしや大変な子供時代を生きてきて

そこの傷がある。

自分を誰かに認めてもらいたいって。

必要以上に欲しがってしまう。

 

その傷を、マイノリティの団員たちは

受け止めてあげたのかもしれない。

マイノリティさて、線がひけるわけじゃなく

グラデーションだと私は思っています。

ひげを生やした女性、レティからしたら

バーナムのマイノリティさなんて軽すぎて笑ってしまうかもしれない。

でも、その傷の痛みに大小はないし

より差別されてきたレティ達だからこそ

大きな心でバーナムのことを受け入れたのかもしれない。

 

そして一緒にショーを作ることで

その楽しさは些細な違いを埋めたのかなぁと。

 

ショーの素晴らしさはさ、ほんといろんな人を笑顔にしただろうし

私も一緒に踊りたくなってしまった。

 

歌はthis is meが有名で圧倒的に好きなんだけど

 

歌手の女性が

バーナムにとても惹かれてしまうから

プロ意識に欠ける行動をしてしまうんだけど

歌がとっても良くて。

綺麗なんだけど、寂しくて冷たくて泣きたくなる。

Never Enough 

 

それから歌以外に

視覚も楽しめる綺麗な映像がたくさんでした。

 

2人の娘達の笑顔と歌声が私はとっても可愛くて。

皮肉屋の新聞記者もなかなか良い味を出していて。

登場人物一人一人にスポットライトを当てたらまた違う様々な色の物語になるんだろうなぁ。

 

自分の人生も、団員のみんなのような鮮やかさで豊かなものにしたい、人類の祝祭…うーん、地球の祝祭を感じてみたいなぁ^ ^