何回も、泣いてしまうってこと

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ふとしたとき、自分の心がわかるってことありますよね。

 

金曜日の夜に

母と2人で過ごしてたとき

「あ、今亡くなった父のことを考えてるなぁ」とわかる瞬間がありました。

父が亡くなってから2年以上経ちましたが

そういうときが何回かあります。

何回もあるとも言えます。

 

その時になぜか

「私はなんだか最近、家族と距離をとっているなぁ、なんでだろう?」という気持ちと

同時に

家族の笑顔が見たいのに

その想いを強くさせることに

とても怖がっていることに気づきました。

 

傷の裏には願いがあるって。

いったい、何を願っているの?

 

そっかぁ。

父が亡くなったこと、とてもとても悲しかった。

思ってる以上に悲しくて苦しくて

もうあんな思いはしたくないって

強く願っている。

 

でもみんな、いつか死んでしまうから

私は大切な家族と距離をとることを選んでいたんだなぁと。

 

それに気づいてから

妹の笑顔が見たいなぁとわかって。

次の日の休日、

妹の行ったことのない新宿御苑へ、お昼を持って一緒にお出かけしました。

 

お昼を食べながら

「お姉ちゃんは、友達とどんな話をしてるの?私、なんだかそんなに話す話題て無いんだよね〜。」

と聞かれたので

 

何気なく

「そうだねー、もし次にあやさんに会ったら

最近の発見を話すかな…」と金曜日に気づいたことを話しました。

 

父が亡くなったことがとても辛かったこと

家族を失うことが怖いから距離をとっていたこと

でも妹と休日を過ごして

心近づけたら

すごく満たされたこと…

 

新宿御苑のベンチでポロポロ妹は泣きました。

 

1か月前に

「お姉ちゃんは家族のこと全然大切にしてくれない!!」と責められたところだったのです…

 

 

やっぱり妹は可愛くて

とても大切で

家族への愛情を惜しみなく表現して大丈夫なんだ。

いつかお別れすることはとても悲しけど

家族と一緒に過ごすこと

それが私にはとても必要だとわかりました。

 

その日の夕方会った彼に

「今日はなんだかとってもキラキラして、すごく幸せそう!」と言われたくらい。

 

私たち家族は

本当に父のことが大好きでした。

あんなにおかしくて可愛くて

かっこいい人はなかなか居ないなぁと。

子供達、全員が父のことを尊敬しているのは

母が心から父を愛していたからだと思います。

同じように父が全力で家族を愛していたからです。

 

ただの家族自慢になってしまうかもしれませんが

また父と母のことを書きたいな。

 

父のことを思い出す度、家族は何度でも泣いてしまうよ。